【ウェイストランド2】ゲーム内容ストーリーや特徴、バトル、拠点、クエストなど
ストーリー
地球に落下した隕石郡を敵国からのミサイル攻撃と誤認したことに端を発し、核戦争が勃発。
悲劇の起こったその日、アメリカ合衆国陸軍のエンジニアチームは、砂漠の遠隔地にて、新設された刑務所やその周辺に点在するコミュニティのために橋を建設する任務に当たっていた。
兵士たちは、この核戦争を生き延びる最善の場所は刑務所であると判断。収容されていた死刑囚たちを砂漠へ追放し、代わりにコミュニティの住民たちを招き入れる。
それから数年後、彼らは砂漠地帯とその周辺における生存者の救援のため「デザートレンジャー」を結成、その活動を開始したのだった―
特徴
荒廃した世界で繰り広げられる冒険
舞台は、核戦争による文明の崩壊と汚染で荒廃した世界。
生き残った人々は、汚染によって生み出された不気味なクリーチャーや巨大昆虫の脅威、わずかに残された物資を奪い合う人間同士の争いといった、弱肉強食の世界での生活を余儀なくされている。
プレイヤーは「デザートレンジャー」の一員として広大なウェイストランドを旅し、訪れた地でさまざまな任務をこなしたり、戦前の建築物を探索したりといった冒険を繰り広げていく。
自由度の高いキャラクタークリエイション
ゲーム開始時にクリエイトした四人のキャラクターでパーティーを組み、ゲームを進めるのが本作の基本。
キャラクターには武器を効果的に扱うための「COMBAT(戦闘スキル)」をはじめ、機械修理やコンピューターのハッキング、解錠などの「KNOWLEDGE(知識スキル)」、さらにNPCとの会話やアイテム売買などに影響を与える「GENERAL(一般スキル)」という3系統のスキルが用意されている。
プレイヤーは、スキルポイントを割り振り方で、成長の方向性を自由に選択していくことができる。
COMBAT(戦闘スキル)
武器ごとにスキルが存在し、銃火器は「ハンドガン」「サブマシンガン」「アサルトライフル」「ショットガン」など、タイプごとにスキルも分けられている。
KNOWLEDGE(知識スキル)
知識スキルには「機械修理」とは別に「トースター修理」という特徴的なスキルが存在し、各地に存在するトースターを修理することで、内部に隠された特別なアイテムを入手できる。
GENERAL(一般スキル)
キャラクターの言動に関連するスキルが多く存在。NPCとの会話で強気に出たり、相手を持ち上げたりして、必要な情報を引き出すことができるようになる。
探索
多数の武器とカスタマイズ
ウェイストランドでは我々の知る紙幣や硬貨は何の意味も持たず、代わりにスクラップが通貨として使用されている。
FAMASやM16など、実在の銃器も多数登場するのが本作の特徴。銃にカスタマイズパーツを装着して性能を強化することもできる。
水分補給
この世界を水なしで旅することは、いくらデザートレンジャーでもできない。
ワールドマップ移動中は、画面右下の水ゲージが徐々に減少していくので、本部を出発するときは水の補給を忘れずに。またワールドマップ中でオアシスを発見した際は必ず立ち寄ろう。
さまざまな出会い
ワールドマップを旅していると、さまざまな出会いを経験できる。
たいていは、旅人を狙うレイダーや、飢えた凶暴な野生動物だが、運が良ければ行商人に出会い、補給を受けられることも。
放射能汚染地帯
ワールドマップに点在する放射能汚染地帯は足を踏み入れるだけでダメージを受ける危険な場所。
近づかないのが賢明だが、場合によってはその先に進まなければならないことも。
無線機
無線機はデザートレンジャーの必需品。
無線通信網による迅速な情報共有こそが、広大なウェイストランドでの彼らの活動を支えている。
本部からは常に最新の情報が提供され、プレイヤーを新たな任務に導く。
無線機の周波数を他の帯域に合わせれば、生存者のSOSが聞こえることも。
自由な生き方
ウェイストランドに生きる人々の平和を守るのがデザートレンジャーの役目だが、この法による秩序が崩れた世界で、行儀よく任務を果たすのが本当に正しい人生なのか。
指令を無視して世界を放浪したり、守る側から奪う側になってみたり……何者にも縛られない自由な生き方が間違っているなどと言える人物は、このウェイストランドには誰一人存在しない。
バトル
戦略性の高いターン制バトル
本作では、ターン制のバトルシステムを採用。
各キャラクターが持つアクションポイントを消費し、移動や攻撃、スキルの使用などを行う。
使用可能な武器は銃火器や近接武器、爆発物と多彩で、特に銃火器は実在のものから未来的なレーザー銃まで用意されている。
また、遮蔽物に身を隠すことで回避率や命中率を上昇させる「カバー」や、敵の腕や足を狙う「精密攻撃」、銃弾のリロードや弾詰まりといった要素も存在し、銃撃戦を主体としたバトルも楽しめる。
交戦距離を示すゲージ
交戦距離を示すゲージ。
赤い点が敵の位置。
ゲージの左端をキャラクターの位置とし、右に行くほど遠距離を意味する。
緑色の範囲は命中率が高く、赤い部分ほど命中率が低くなる。
スナイパーライフル
スナイパーライフルは隣接する敵にはまったく当たらないが、少し距離をとるだけで命中精度が劇的に改善する。
ショットガン
散弾を使用するショットガンは、距離による命中率の変化が少ないのが魅力。
ただし、撃つ方向を間違えると味方を巻き込んでしまう。
拠点
重要な決断を強いる各拠点
プレイヤーは新人のデザートレンジャーチーム「エコー・チーム」としてウェイストランド各地を旅することとなる。
旅先での任務には、プレイヤーに重要な決断を強いるものもあり、その後の展開に大きな変化も。
レンジャーシタデル
デザートレンジャーの本部。
強固な壁に囲まれたこの施設には、レンジャーの生命線ともいえる無線施設をはじめとした様々な施設が存在し、彼らの活動を支えている。
内部には、治療や任務に必要な物資の補給所といった基本的な施設のほかに、崩壊前の遺物を展示する博物館なども備え、ひとつの都市といっても過言ではない。
無線塔
無線通信に使用される塔が建っている以外は殆どなにもない荒涼とした砂漠地帯だが、このあたりを縄張りとするレイダー集団が通行料を徴収している。
おとなしく通行料を払うか、拒否して戦闘に入るか。会話スキル次第では上手く丸めこむことも可能。
ハイプール
巨大な浄水施設の上に建設された町。
浄水施設は文明が崩壊した現在も稼動を続けており、周辺の住民だけでなくレンジャーにも安全な水を供給している。
しかし、ハイプールからは「レッキングクルー」と名乗るレイダーから迫撃砲と爆弾による攻撃を受けていると救援要請が来ており、浄水施設にも被害が出ているようだ。
Agセンター
ウェイストランドのような過酷な環境においても生育するような動植物の研究・開発を行っている科学施設。
この研究がうまくいけば、かつてのような豊かな食生活を楽しめる日も訪れるだろう。
しかし、Agセンターからは植物が突然変異を起こしたとの報告があり、なんらかの異常な事態が発生しているようだ。
サブクエスト
貴重なアイテムや新たな仲間を獲得
本作にはメインストーリー以外にも多数のサブクエストが存在。
その場で簡単に解決できるようなものから、対立する二つの勢力の存亡に関わるような重大なものまで、その内容はさまざま。
サブクエストをクリアすることでスクラップや貴重なアイテムが報酬として手に入るだけでなく、新たな仲間を獲得できるクエストも用意されている。
サブクエストの例
メインストーリーで「Agセンターとハイプールのどちらを救援するか?」といった重大な選択の結果、まったく異なるサブクエストが発生する場合も。
レンジャーシタデルの南に位置するレヴェ・ループ鉱山で崩落事故が発生。
作業員が地下に閉じ込められてしまった。
彼らを救うには凶暴な獣が巣くう旧坑を通る必要が。
あまりのクオリティの低さから大量の不良在庫となり、数百万本が人知れず砂漠に埋められた、という伝説を持つビデオゲーム『地球外生命体』のカートリッジをウェイストランドの地で発掘。
都市伝説が真実であることが証明された歴史的瞬間。
スペック
ゲームタイトル | ウェイストランド 2 ディレクターズカット |
プラットフォーム | PlayStation®4 |
ジャンル | RPG |
発売日 | 2016年8月4日※発売中 |
価格 | パッケージ版:7,500円+税/ダウンロード版:6,750円+税 |
プレイヤー人数 | 1人 |
CERO | Z(18才以上のみ対象) |
販売・発売元 | 株式会社スパイク・チュンソフト |
開発元 | InXile Entertainment Inc. |